スエット、デニム、古着が大好きなカジュアル人生を歩んでいた私。でも転職を機に、「きちんとしたバッグをもちたい」と考えるようになりました。そこで気になったのが、N.Y.を訪れた際に見かけたトートバッグ。現地では好みの色がなく、そのまま帰国しましたが、深く記憶に刻み込まれて…。
その後、ふらりと訪れた銀座店で再会。A4資料を収納できるサイズ、ショルダーストラップ付きという機能面に加え、セミオーダーでカラーを選べることを知り、即決。好みのネイビーをセレクトし、まさに求めていたすべての条件を満たす「完璧なバッグ」と出会えたのです。デザインはエレガントなのに、私のラフな服にもしっくりととけこみ、それを「こなれ感」へと転じてくれる。上質なものと向き合う自信を芽生えさせてくれた気がします。
好きな小物がいくつかあるなかでも、クリーンな「白のバッグ」は私にとって特別な存在です。たとえば憧れの「レディ ディオール」は、気品に満ちあふれたデザイン。さらに色自体に力強さと風格のある白となると、格別なオーラが漂い、着こなしのセンスが試されるのです。でもそれは同時に、おしゃれ意欲を奮い立たせてくれる存在でもあるということ! いくつになっても、手抜きや停滞を許さない白のバッグ。だからこそ、ファッションの楽しさ、ワクワク感を広げてくれるおしゃれの指標にしていきたいですね。